インタビュー:エルキン・ハムロクロフ
14年の日本生活、そして中央アジアと日本をつなぐ架け橋へ

エルキンさん、将来的にいろんな国の友達との話を記事として残したいと思ってて。
なるほど。

エルキンさんは日本にいつ来たんですっけ?
2012年の10月に日本に来ました。もう今年で14年になりますね。

学生として来たんですよね?来る前に日本語は勉強してたんですか?
いや、日本語は日本に来てから初めて勉強し始めたんです。

えっ、そうなんですか。じゃあ日本に行こうって、どうやって決まったんですか?
当時、親戚が日本にいたんですよ。留学を考えていた時に、日本でも選択肢があって、日本面白いかもしれないって思ったところから突然決まってきた、という感じです。

東京のどこに?鶯谷ですよね?
そうです、鶯谷です。学校の寮があったので、そこに進んでいました。日本語を学ぶ言語学校です。

言語学校を卒業した後、そのまま大学に行ったんですか?
大学に行きたかったんですけど、日本とタジキスタンの教育システムが違うということがわかって。タジキスタンは小学校から高校まで11年間、日本は12年間。1年間足りないということで、専門学校に2年間行ってから、大学に編入しました。

えぇー、めちゃくちゃ勉強熱心ですね。今何歳ですか?
32歳です。

僕は35です。18歳の時に来たんですね。だからそんなに日本語がペラペラなんですね。
そうです。

タジキスタンにはよく帰るんですか?
実は、明日帰ります。コロナで前からずっと帰れなかったんです。家族が日本に来てたんですけど、私は向こうに行けてなかった。妻も日本人なんですけど、久しぶりに一緒に案内しようかと。

奥さんはタジキスタンに行ったことあるんですか?
ないです。初めてです。

楽しみですね!調べたら、景色がすごく良さそうな国でしたね。
まだ全然知られてないところがたくさんあって。特に自然、文化、人も、全然知られてないんですよ。実際行ってみたらみんなイメージが変わります。

「〜スタン」の国って聞くと、特定のイメージが浮かびますよね。でも実際は違うと?
そうでもないんです。実際見たらすごくいい。今はミニドバイみたいな感じです。

ミニドバイ!タジキスタン人ってお茶をめちゃくちゃ飲むって読みましたよ。
そうです。みんなお茶をよく飲みます。特に熱いお茶。夏のめちゃくちゃ暑い時でも、熱いお茶を飲むんですよ。

暑くても熱いお茶!食べ物はどうですか?すごく美味しそうだなって思いました。
クルターブっていう料理があります。あとはプロフ。プロフはご飯の料理で、ビリヤニみたいな感じですね。そこに近いです。

お米は使うけど、日本とは使い方が違う?
そうですね。お米はプロフの時に主に使う感じで。あとはちょこちょこ料理に使ったりはするんですけど、日本みたいに炊いてそのまま食べるっていうのはないかな。炒める感じとか、スープとか。

お酒はどうですか?イスラム圏だと飲まないイメージが…
飲まない人も多いんですけど、飲む人も多いんです。ビール、ウォッカ、ブランデー、結構強いのもありますよ。普通にスーパーでも買えますし。

なるほど。エルキンさんは今、仕事は何をされてるんですか?
3月中旬くらいまでは、外国人人材の採用支援の事業をやってたんですけど、3月に退職して。今は自分の会社というか、個人でやろうと思っていて、いろいろな仕組みとか考えながら、立ち上げや手続きをしているところです。

すごい!何かお手伝いできることあります?
ありがとうございます。特に、中央アジアと日本の間で架け橋になるっていう会社を。あのあたりの中央アジアの人たちのために。